Monthly Archives: 2009 - 05

通風の仕掛け

Filed under 建築, 環境

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住宅設計でいつも意識することの一つが「通風」。今の季節のような中間期や夏の夜は、窓を開けて自然に空気が動くととても快適です。高低差のある開口部や、煙突効果が期待できる階段室や換気塔、そして一つの空間に対し必ず2つ以上の窓など、その住宅に合った方法で、空気の流れを読みながら通風を確保しています。そして、昼間はもちろん、近所への外出や夜寝ている間も通風を継続できたら快適でしょう、といつも思うのですが、問題になるのが「防犯」。これがなかなか、いつも悩ましいのです。

1階を留守にしがちな2世帯住宅になるという条件と、既存住宅の風通しが悪かったこともあり、K・Y邸の改修設計では、「防犯」と「通風」の両方を満たすアルミの縦ルーバー雨戸を設置しました。ルーバーの上下にマジックハンドのような形状の伸縮する機構がついていて、連続させれば、かなり長い開口部でも自由に覆うことができます。

写真は、早8年目を迎えた最近のK・Y邸。この雨戸の動きが少し悪くなり、先日補修工事を行いました。1階が留守であっても、いつも気兼ねなく窓を開けて通風をとりながら、安心して2階にいることができることを、Kさんはとても気に入られていました。(付近で起こった空き巣はみな日中だそうで、昼間も窓を開けているのは安心できないのだそうです)。単世帯住宅でも、1階が寝室で2階がリビングの住宅などにも同じことが言えそうですね。

4つのガーデン

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5月5日、リビングデザインセンターOZONE主催のP1グランプリ準決勝戦にてプレゼンテーションを行いました。
足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
残念ながら決勝には進めませんでしたが、とても有意義で楽しい機会でした。今回の「植物と暮らす家」というテーマは、今後の設計にもぜひ活かしたいと思っています。
展示は5月12日(火)まで、3F OZONEプラザにて行われています。お立ち寄りいただければ幸いです。

タイトルは「4つのガーデン」です。
分かれ道の角地となる台形の敷地に、八角形のコンパクトな建物を建てることで生まれる屋外のスペースと、住宅の中心となる吹抜のスペースに、合わせて4つの庭をつくりました。それらの庭と生活空間との関係をひとつひとつ考えた提案です。食事や料理、屋外での活動が好きな家族のライフスタイルを想像しながらの楽しい設計となりました。近日中に、HPでもご紹介したいと思います。